大きなメリットと注意すべきこと

コンビニや飲食店、工場、医療機関など、世の中には夜勤のある職業が数えきれないぐらい存在しています。日勤で働く人に比べれば人数は明らかに少ないですが、夜勤で働く人達がいるからこそ、社会は成り立っていると言っても過言ではないでしょう。

そんな夜勤の最大のメリットは、夜勤手当が付くことです。
法律では、夜22時から翌朝5時までの時間帯で働く労働者に対して、夜勤手当を付与することが義務付けられています。夜勤手当は、時給で見れば1.25倍です。
例として、時給1,200円の労働者が22時から翌朝5時まで勤務した場合、単純計算で2,100円の夜勤手当がつくことになります。月に20日勤務すれば、夜勤手当だけで42,000円です。
これは日勤と比べて、非常に大きな差だと言えるでしょう。

その他、朝夕の通勤ラッシュに遭遇する可能性が低いことや、日中帯にプライベートな時間を持てることも夜勤のメリットです。

魅力的も多い夜勤ですが、注意すべきポイントがあります。
それは、明るい日中帯でもぐっすり眠れる環境を整える必要があることです。
どんなに体力がある人でも、眠らなければ夜勤の疲れを回復させることができません。
太陽が昇った後でもしっかり睡眠を取るためには、遮光カーテンを設置して光が部屋に入らないようにすることが有効です。最初はなかなか寝付けなくても、夜勤のサイクルに体が慣れてくれば自然と眠れるようになるでしょう。
毎日ぐっすり眠り、万全の体調で夜勤に入るように心がけることが大事です。